国内裁判例レポート 2023年 第7号 2023.04.13 「液体を微粒子に噴射する方法とノズル」事件 (知財高判令和2年5月27日 平成30年(ネ)第10016号) (1)特許権侵害訴訟において、本件発明の「微粒子」の用語の意味が争点となった事例。 (2)原審は本件発明の「微粒子」を「10μm以下の液滴」と解釈して非侵害と判断したが、控訴審は「小さな粒子径の粒子を意味するものであって、粒子径の数値範囲に限定はない」と解釈して侵害と判断した(原審の判断を覆した)。 (3)特許権侵害訴訟におけるクレーム解釈の参考事例。 « 前へ一覧へ 次へ » 国内裁判例・審決例レポートアーカイブ 202520242023