国内裁判例・審決例レポート

国内裁判例レポート 2023年 第7号

「液体を微粒子に噴射する方法とノズル」事件
(知財高判令和2年5月27日 平成30年(ネ)第10016号)
(1)特許権侵害訴訟において、本件発明の「微粒子」の用語の意味が争点となった事例。
(2)原審は本件発明の「微粒子」を「10μm以下の液滴」と解釈して非侵害と判断したが、控訴審は「小さな粒子径の粒子を意味するものであって、粒子径の数値範囲に限定はない」と解釈して侵害と判断した(原審の判断を覆した)。
(3)特許権侵害訴訟におけるクレーム解釈の参考事例。

国内裁判例・審決例
レポートアーカイブ