国内裁判例レポート 2023年 第31号 2023.11.06 「熟成鰻」事件 (知財高判令和5年8月31日 令和5年(行ケ)第10029号) (1)審決取消訴訟において、出願商標「熟成鰻」(「本願商標」)の①識別力の有無及び②役務の質の誤認のおそれの有無が争点となった事例。 (2)本願商標は①識別力が無く、②役務の質の誤認を生ずるおそれがあると結論づけた(特許庁審判部の判断を支持)。 (3)既成書体の文字のみからなる商標でない商標について、その意味合いと態様とから識別力の有無を判断する際の参考事例。 « 前へ一覧へ 次へ » 国内裁判例・審決例レポートアーカイブ 202520242023