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USPTOが特許保護適格性を決定するガイドラインの改訂を発表

 改訂ガイドラインは、2019年1月7日に有効となりました。改訂ガイドラインは、3月8日までのパブリックコメントによって、さらに改訂されるかもしれません。改訂ガイドラインは、USPTOの内部でのアクションの一貫性および予測性を改善することを意図しています。
 改訂ガイドラインは、最高裁によるAlice/Mayoテストに関する2つの主要な変更を含んでいます。
 第1に、改訂ガイドラインは、抽象的アイデアとして裁判所に認定される重要な概念を生成し、「司法例外」(judicial exception)が、法定主題のあるグループ(数学的概念、人間の活動を体系化する方法および思考プロセス)に対して適用されるようにします。
 第2に、改訂ガイドラインは、クレームが「司法例外」に該当するかどうかを判断するための分析方法を提供します。すなわち、まず、クレームが、「司法例外」のカテゴリに当てはまる抽象的データに対するものかを決定します。もし該当するなら、クレームが、特定された「司法例外」を実用的なアプリケーションへ統合する追加的な要素を記載しているかどうかを決定します。もし答えが肯定的であれば、分析は、Alice/Mayoテストの第2の要素へ移行します。

[情報元]Greenblum & Bernstein, CLIENT ADVISORY January 4, 2019
[担当]深見特許事務所 西川 信行