国内裁判例レポート 2023年 第2号
「レーザ加工装置」事件
(知財高判令和4年11月29日 令和3年(行ケ)第10163号 )
(1)審決取消訴訟において、進歩性の判断の誤りが争点となった事例。
(2)取消事由2(甲15を主引用例とする進歩性の判断の誤り)について、溝が形成された基板を開示する先行技術が存在する場合に、溝が形成されていない基板を採用する動機付けがないから、相違点に係る構成とすることを容易に想到できないと判断した(特許庁審決の判断を支持)。
国内裁判例レポート 2023年 第1号
「はんだ合金」事件
(知財高判平成30年2月14日 平成29年(行ケ)第10121号 )
(1)審決取消訴訟において、進歩性の判断の誤りが争点となった事例。
(2)取消事由1について、引用発明1及び4における必須成分であるニッケルを任意成分とし、相違点1及び3に係る構成を備えることは、当業者が容易に想到し得るものではないと判断した(特許庁審決の判断を支持)。
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